長女

長女は我が家で初めての女の子だ。
ついでに言えば、夫は男兄弟しかいないし、私も兄二人の三人兄弟。お互いに男家系で育ったので、女の子という存在がちょっと不思議な感じなのだ。
まぁ私自身は男兄弟の中の女の子として育ったので、長女の気持ちの方が寄り添えるかもしれない。
夫はもうメロメロだなぁ。文字通りメロメロ。しかも最後の子ということ、女の子であるという事でダブルメロメロなのだ。

長女は今、1才6ヶ月だが、とても気が強い。
理解力が早い。
というのが印象だ。
しゃべるのは遅い方で、何となくおとーさん、おかーかんと言っているように聞こえるだけだ。
あとは「はい」といって物を渡す。「できた~」と「うまっ!」と言っているぐらいか。
長女の理解力というのは物の符号性だ。
例えば靴下は足に履くもの。靴下を履いたら靴を履くことができて、お出かけできる。
そんな風に連鎖反応的に連想できている。
他にも、飲み終わったコップは流しに片付ける。とか、お兄ちゃんといえば長男を指すなど、言葉と物の使い方が実に間違いがない。
ちっとも教えていにないのに、よく観察しているなぁと感心するばかりだ。
あと気が強いというのはお兄ちゃんたちの中で生活しているからかなぁ。
もうなんと言っても暴力的なのだ。
三男なんかは何度泣かされている事か・・・
自分の持っているものをとられたり、気にくわない事をされると容赦なく攻撃をしてくる。
しかも顔面をつかむように爪を立てたり髪を引っ張るなど、小さくてパワーがなくてもやられたら痛いことをガツーンと思いっきり連続攻撃するのだ。
小さいから反撃されないって言う強みも計算に入っているのではないかと疑ってしまう。
最近はそんな乱暴な長女に業を煮やした長男と次男は反撃しているようだが。

長女はそのうち下からガミガミ言うようになりそうだなぁ。
私がそうであるように。。。