子供の成長は止まらない

子供の成長は止まらないなぁとしみじみ思う。
新生児って言うのは生後一ヶ月までだ。
三男なんて、28週で生まれたものだから3ヶ月入院していた。つまり新生児期は病院にいたということ。三男を初めて抱っこしたのもギリギリ一ヶ月以内であったように思う。初めて抱っこしたときは感動したなぁ。思わず涙ぐんでしまったほどに。うれしい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいであった。
そんなこんなで、微妙に首が据わってしっかり首が据わってきたなぁと思っていたら、寝返りをうってハイハイをはじめる。
もちろんこれが順当な育ち方だ。後戻りはない。
この後戻りがないというのが、なんとも頼もしくて切ない。
後戻ってもらっちゃあ困るというのが親心。でも後で思い出すとあんな時もあったなぁ、懐かしいなぁと思う。もっとあのハイハイの時を楽しんでおけばよかった。などと思ってしまうのだ。
そのときはその時で必死に子育てしているのにねえ。不思議なものだ。
子供が四人いてもそう思う。
だから最後の子であろう長女はもっと楽しんで堪能して・・・と思っているのだが、結局バタバタと毎日が過ぎ去っている状態だ。
子供の成長は止まらない。
かわいい時期の長女も楽しまなければならないが、もちろん長男の微妙なお年頃、次男・三男の常に敵と戦っている時期など、全部を楽しまなければ勿体無いなぁと思ってしまうのだ。
10年後を想像してみたら、長男はもう家にいないかもしれないし、次男・三男はもう中学生。長女も小学校高学年だ。
家の中は今より静かだろう。
今のこの時期、子育てはもう戻ってこないのだ。
大切にせねばならないなぁ。

あっという間

毎日が飛ぶように過ぎ去ってゆく。
次男の療育、長男の宿題の監視。長女の暴走。三男の屁理屈と愛の告白の嵐。
そしてもちろん家事。その合間合間に私の趣味をねじ込むのだから、そりゃ毎日毎日あっという間に終わってゆく。

次男は療育を楽しんでいるようだ。効果はあったかというと微妙ながらアリという感じだ。
言葉は多少増えた。やって欲しい事をよく訴えるようになった。
言葉の間違いを指摘されたら案外すんなり受け入れてきちんと使いなおす事が出来る。
こりゃ良かった。
長男は相変わらず片付けが上手くできず、宿題をするのが遅い。
少しだけ文句は減った。走ることは頑張っていて先日小学生のマラソン大会にも出場した。
長女はちょっと意味(やっていい事と悪い事)が分かりかけているが、自分の思いと興味を尊重して暴走しているという感じだ。
「ないなー」とか「うまっ」とか「ちょーだい」とか「いたい」という言葉をきちんと理解して使っている。
言葉は少ないけれど的確なのだ。
そしてすごい事にトイレを覚え始めている。冬だから厚着していて私が連れて行くのが億劫なのだけども、連れて行くと必ずおしっこをしてくれる。直前にオムツでしたためか、なかったら、「ないなー」とも言う。ただ自ら「トイレ!」とは言わない。
トイレに座るとちょっとまじめな顔をして尿意を呼び起こして出しているという感じだ。
うまくすれば、今年の夏にはアッサリ取れちゃいそうだなぁ。
さて、三男だが、こだわりというか自分の思い通りにならないとダメな時がある。コレは三男の言ってるのと違うけど大丈夫?と聞くと大丈夫な時もあれば、自分で決めておいて次男と違っているからか違うといってギャーギャー泣き出す事もある。
例えば、ご飯にお茶漬けを食べると言うから作って持っていったらふりかけが良かった!という感じで泣くのだ。
そして一度泣き始めるとねちこくしつこい。ギャーギャーと泣き喚いて何もしなくなってしまうのだ。すがり付いて泣くものだから、私も何も出来なくなってしまって、朝など忙しい時間は大変面倒な事になってしまう。
そんな場合、私は正座をさせる。これは無理やりにでも正座。正座をしないのなら外に放り出しますとまで言って脅して正座をさせて泣き止むまで放置。泣き止んでからタイマーで三分経つまで正座をさせて、静かにさせておいて反省点を言い聞かせるようにしている。
園の先生に聞いて見ると、三男はしっかり自分の意見を言っているし、友達と揉めても自分たちで解決するらしいのだ。泣く事もほとんど無く、泣いても気分を切り替えて泣き止む事ができるらしい。
家では甘えているのかなぁとも思う。下の子グループなのに、長女というライバルが出来て、すぐ上には次男がいるというちょっと苛酷な環境だからなぁ。
そしてそんな不安からの愛の告白なのかもしれない。「お母さんすごく好き。」と一日一回は必ず言ってくる。これは愛の告白返しがいるのだろうなぁ。「私も三男の事が好きよ」って言い返しているけども、もっとまじめにギューギュー抱きしめて言わねばならないんだろうなぁ。

さてそんな最近。
正月太りが深刻な私はダイエット中。
とりあえず今年の目標はダイエット。
そして片付け。いらないものは捨てるようにしよう。
あとは整理整頓された家。
長女のオムツはずし。
こんな感じかなぁ。もうちょっとまじめに考えた方がいいかなぁ。

あわただしく年末そしていつの間にか年始

年が明けた・・・
あけましておめでとうございます。
なにやら年末年始毎日バタバタしたりダラダラしたりとその繰り返しだ。
幸いなのはみんな風邪を引いたり寝込んだりしなかったという事か・・・

実は年末に私の母の病気が発覚した。しかもそれを私たち子供には内緒にしていて、コッソリ入院して手術まで受けていたのだ。もう怒り心頭で・・・電話口で父に怒りをぶつけて、怒りながら兄たちに報告して。。。お見舞いに駆けつけたのだ。
そしてもう一つ怒ったのは母が入院しているのを知りながらそれが何の病気かも追及せず、兄弟にも報告しなかった下の兄の事だ。もちろんガミガミ言っておいた。
私の実家の家族は事なかれ主義だ。結果よければ全て良しで、物事が事後報告になりやすい。特に両親が年がいってから顕著で、離れて暮らす私にとっては寝耳に水的なことになりそうで恐ろしい。今回の件がまさにこれ。
父が年末帰ってこないでいいよ。なんていうもんだから追求したらコレだ。
幸い母は手術も無事に終わったらしく、年内に退院した。お見舞いに行ったときも顔色が良かったので安心した。
もちろん母にもガミガミ言っておいた。
というわけでクリスマス前後にこの騒ぎだったので、そのまま年末に流れ込んで、毎日なんだか忙しなくバタバタした気分が持続してしまった。
ただ私の実家への帰省はなくなったので、ある意味手持ち無沙汰的な年末になってしまったのも否めない。

31日に知り合いのお寺に鐘を突きに行ったのが年末らしい行事であった。子供たちは鐘の大きな音にビビッていた。
確かにあの音は間近に聞くと迫力があるなぁ。
無事に鐘をついて年を越して、寝坊寝坊の毎日だ。毎日お酒も飲んでいる。体重がやばいのは毎年だが、今年は特にヤバイ。何とかせねばなぁ。

本来ならここで今年の目標なぞ言ってみればいいのかもしれないが、なんだか年末からズル~ッと年始になってしまい私の中で何かの区切りがついていないので、もうちょっと熟考してから発表したい。
ただダイエットは最初の目標だな。

赤い彼がやってくる

来週にはクリスマス。そしてクリスマスが終わると年が変わってしまう。
子供が多い我が家はクリスマスの方が盛り上がるイベントだ。
サンタクロースという赤い彼が子供たちの心に火をつける。
保育園でも療育センターにもあちこち出没してくれて、子供たちの心をときめかせてくれるのだ。
さて今年のクリスマスだが、長男にサンタの正体を明かすことにした。
もう小4の長男は薄々気づいていて、昨年は学校でサンタクロースが実際にいる派といない派に分かれたらしい。長男はいる派であったらしいが、クリスマス前にたまたま行った大手家電量販店のおもちゃ売り場に大人たちがおもちゃ片手に大行列というなんともダメな光景を目撃してしまい、こりゃ親がサンタだなと感づいてしまった。
そこで長男にサンタの存在有無を確認した上で、いないと思っていそうだったので正体を明かした。
これは下の子達への配慮である。下の子たちはまだまだサンタクロースはいると思ってときめきまくっているのだ。そこに長男がサンタなぞいないと吹聴して回ると彼らのテンションはだだ下がりになるであろう。そこで長男と約束を交わす。次男以下にはサンタクロースはいるという設定で振舞う事。小6までのプレゼントは予算内で希望のものを枕元に置く方式であげるという事。
長男はアッサリ承諾。
だがいまだにプレゼントが決まっていない。。もう一週間ないから用意できるか危うい。
ちなみに次男はWiiのソフト「毛糸のカービー」で三男は今再放送ではまりまくっている、戦隊もののゴーバスターの変身アイテムと武器。三男のプレゼントは去年の戦隊ものだからすごく安くついてありがたかったなぁ。そして長女にはメルちゃんだ。
今年はどんなクリスマスになるかなぁ。

愛の告白

最近、私は毎日のように愛の告白をされる。
無論、夫からでもないし赤の他人の男性からでもないのが悲しいところだが、こりゃもうねぇ、おばさんだから仕方ない。
告白してくれているのは三男。
男の子を三人育てているが、男の子には愛の告白期があるのだ。女の子はどうか知らないが、今まで育てた三人はみんなあった。
最後の男の子三男が今その真っ最中。今が最後の愛の告白され期かも知れないのだから毎日を楽しまなくちゃ損だ。
朝寝起きに「お母さん、大好き」と朝一から熱烈な求愛。
園にお迎えに行って顔を合わせた途端に、「お母さん、あのねぇ、好き。」などなど毎日、朝に夕なに愛の告白をしてくれるのだ。
自閉症の次男はそこまで熱烈ではなかったが、最近三男につられてたまに愛の告白をしてくれる。
長男も園に通っていた時期に告白期があった。長男には確か求婚されたはずだ。
何がどうなってそんな時期があるのかは分からないが、面白いなぁ。と母としては楽しんでいる。
長男はいつの間にか好きな子が出来ているが、そんな風に家族愛から友愛、愛情へのステップアップするための踏み台なのだろう。それがストレートに表現できるのは三男のお年頃から小学校あがる前までが限度なのかな。
とりあえず私は毎日三男の告白を受けて、女性ホルモンを上げてなんとかおばさんから少しでも遠ざかりたいところだ。

日々成長

毎日バタバタしていた。
ここ一週間ばかりは一日が本当に飛ぶように過ぎ去ったように思う。
義母の引越しが大きく絡んでいるように思う。
そう、義母がとうとう引っ越したのだ。
夫はその手伝いに右往左往していたし、私も新しい家の掃除の手伝いに行ったりした。
私自身は特に何もしなかったのだが、夫が忙しそうにしているので間接的に疲れてしまった。
義母もいざ引っ越して荷物の多さにうんざりしたようだ。しかも片付けは自分でしないと納得できない様子で、例えば夫がお風呂の用品をお風呂に入れようとしただけで、使い勝手が違うようになるからと拒否されたらしいのだ。
夫もうんざりしてしまい、もう片付けには一切手を出さないと立腹の様子だ。
とりあえずテレビが点くようにアンテナにつないで、要らない大きな金属類を捨てに行ってあとは放置する事に決めたらしい。
まぁ義母が納得するのが一番いいと思うので、放置対策はお互いに良いんではないかと思う。

さて次男がパニックになった。
あまりパニックにはならない次男だけどもなってしまったのだ。
園の帰りに細い川の横を通っているのだけど、川の中に少しの段差がある場所があり、そこは少しの水が流れてもザァッと音がしているのだ。
そこで毎回、少しだけ止まって「今日はいっぱい流れてるね。」とか「葉っぱがいっぱい浮いてるね。」などとみんなで感想をいって、またみようね、と出発するのだ。
だがうっかり止まるのを忘れてしまったのだ。すると次男は「ザァッてところ見たかったのに~」
と大激怒で泣き喚いて、自転車の上で大暴れ。もう暗くなってきていたし、とりあえず帰宅した。
私はといえば、非情な母なのかもしれないが、ここでパニック状態の次男をどうやってなだめるのがベストなのか試してやろうという気になっていた。
「明日見ようね。」なんて言っても聞いていない様子。相変わらず、大暴れ。
「もう知らない、川のところは通り過ぎたんだからもうみれないでしょ。」と怒ってももちろん大暴れ。
「いやだ!」だの「ザアのところが見たい」だの言って泣き喚きながら、私を叩いてくるのだ。
結局、叩かれたら痛いと大げさにアピールしながら、無理やり抱っこして耳元で「このまま泣くのなら、ひとりで向こうの部屋に行ってもらうけど、泣き止んで静かにしたらお母さんが抱っこしていてあげる。どうする?」と本人に決めさせた。
次男は静かにする方を選び、しばらく抱っこしていると落ち着いて話が出来るようになった。
私なんかは、次男が泣いている原因を何とかいい方向に持っていこうと、明日見ようねなんていってしまう。だけど次男の中では川を見る見れないの問題は単なるきっかけにすぎず、現状の心の中で嵐が起こって何かが渦巻いてしまっている、それを何とかして欲しくて暴れて泣いて喚いている。そんな風に見えた。
療育で具体的に話しかけてあげてください。とは言われているものの、何となくしか出来なかった。
でもこの出来事で何かをつかめたような気がした。
次男にとってすぐ目の前のもの、即物的な選択肢。そこが重要なんだろうなぁ。
きっかけや想像なんてしなくていいのだ。彼の目の前、現状が重要なのだ。
これって、自閉症児だけでなく、他の子にも応用できるなぁなどと思ったり。母としての私も日々、成長せねばなぁ。

私はゲンコツ派

月曜日の週初めに雨が降られると、掃除する気が出ないなぁ。
週末で子供らがおやつやらご飯粒やらを散らかしまわったうえにおもちゃが散乱している状態。
何とかせねば・・・本心はめんどい。

小学校の個人懇談の希望の有無の紙がきた。
夏の個人懇談は全員受けるのだが、冬の個人懇談は希望者のみだ。
今年は行こうと思う。
長男は多分、現在転換期真っ最中。学校での様子を事細かに聞いて、気をつけることを心に留め置きたいのだ。
ややこしいお年頃になってきたなぁ。でもそれも成長なんだよなぁ。
私も成長しないとなぁ。
怒らない母なんていうのは私には無理だけど、なるべく話を聞ける母にはなろうと思う。
世のお母さんで子供が悪い事していても、「あらあらだめよ」くらいのお母さんもいれば、おんどりゃーと怒ってゲンコツしちゃうお母さんもいる。以前ショッピングセンターで回し蹴りしてるお母さんがいて子供が吹っ飛んでたのにはビックリしたけど。
そこまでは行かないが、わたしはどちらかと言うとゲンコツ派だ。夫も同じ。
私は中間くらいになりたいなぁと思うのだけど、なかなか加減が難しい。
なるべく広い心で、それをしたらこうなるからダメでしょ~と上手くたしなめたいのだが、思わずコラッと怒って終了してしまう。
確かにコラッと言われれば、反射的にしたらダメだと子供にはわかると思うが、何でダメなのか分からないから、繰り返しダメな事をしてしまうし、繰り返し怒らなくちゃならなくなっちゃうんだ。
分かってるけれどもやめられない。
ダメな母だなあ。
コラッのあとにきちんと説明しよう。そうしよう。そんな母になれるようになろう。とりあえずあと一ヶ月ちょっと、今年中にそんな怒り癖をつけよう。