愛の告白

最近、私は毎日のように愛の告白をされる。
無論、夫からでもないし赤の他人の男性からでもないのが悲しいところだが、こりゃもうねぇ、おばさんだから仕方ない。
告白してくれているのは三男。
男の子を三人育てているが、男の子には愛の告白期があるのだ。女の子はどうか知らないが、今まで育てた三人はみんなあった。
最後の男の子三男が今その真っ最中。今が最後の愛の告白され期かも知れないのだから毎日を楽しまなくちゃ損だ。
朝寝起きに「お母さん、大好き」と朝一から熱烈な求愛。
園にお迎えに行って顔を合わせた途端に、「お母さん、あのねぇ、好き。」などなど毎日、朝に夕なに愛の告白をしてくれるのだ。
自閉症の次男はそこまで熱烈ではなかったが、最近三男につられてたまに愛の告白をしてくれる。
長男も園に通っていた時期に告白期があった。長男には確か求婚されたはずだ。
何がどうなってそんな時期があるのかは分からないが、面白いなぁ。と母としては楽しんでいる。
長男はいつの間にか好きな子が出来ているが、そんな風に家族愛から友愛、愛情へのステップアップするための踏み台なのだろう。それがストレートに表現できるのは三男のお年頃から小学校あがる前までが限度なのかな。
とりあえず私は毎日三男の告白を受けて、女性ホルモンを上げてなんとかおばさんから少しでも遠ざかりたいところだ。